ELECTRIC LOCOMOTIVE EF58
EF5861 2008

Last Update 2008.8.25

こちらのページでは2008年に入ってからの61の姿を紹介していきたいと思います。遂にこの3月改正で廃車前提の保留車になってしまったロクイチ。今後の行く末が大変きになるところです。画像をクリックすると大きなものが表示されます。

 2008年

昨年9月の台検出場後に不具合が発見され、田端運転所と品川運転所間の単機回送以外走ることが無くなっていたロクイチですが、遂に3月改正で廃車前提の保留車に…。
2月27日に住み慣れた旧東京機関区の品川から田端運転所に単機回送が行われました。
品川駅9番線で発車を待つ61号機。車体の輝きからはとても引退の文字は思い浮かびません。

撮影:9021さん  単9951レ  品川 2008.2.27

昨年9月の台検出場後に不具合が発見され、田端運転所と品川運転所間の単機回送以外走ることが無くなっていたロクイチですが、遂に3月改正で廃車前提の保留車に…。田端運転所に向けて山貨を行く61号機。これが最後の走行にならないよう、祈るばかりです。

この日は朝から雲一つ無い快晴。東京にしては珍しいほど澄み切った青空の下、ロクイチはいつもと変わらぬ表情で颯爽と都心を駆け抜けていきました。

単9951レ  池袋 2008.2.27 13:58

アップにしてもう一枚。(トリミングもしてます。)
「池袋通過!」助士席には研修の方らしい姿が見えます。
ここ池袋駅では速度を落とし、まるで長年通い慣れた道を確かめるかのようにゆっくりと、通過していったのが印象的でした。MT42Fの低い唸りが耳に残ります。

単9951レ  池袋 2008.2.27

誘導係員を乗せて田端操車場構内を転線。一番運転所よりの機回し線にしずしずと姿を現すロクイチ。パンタは既に片パンです。

田端操車場  2008.2.27 14:25頃

誘導係員の合図で滑るようにこちらに近づいて来ます。

田端操車場  2008.2.27

減速してきたと思ったら、何と、丁度カメラを構えたその位置に停まってくれました。

田端操車場  2008.2.27

機関士さんがすぐに降車の準備を始めます。
この後、すぐにパンタが降ろされましたが、この間わずか20秒ほどでした。

田端操車場  2008.2.27

火の消えたロクイチと並ぶEF81。この3月で同じ田端区の後輩、EF65PFやEF81にも余剰による廃車が出るようで、時の流れを実感させられます。

田端操車場  2008.2.27

時ならぬスターの登場に「王子街道南亘り踏切」付近は撮影会状態に。
61の後ろにはEF651103とDE111043が連結されています。ロクイチとPFのパンタは降りてますがDE11のエンジンはアイドル状態。DE11が両機を田端運転所内に引き込みます。

田端操車場  2008.2.27

ロクイチから少し離れた留置線には、まるで同機を見守るかのようにEF8181とEF651059が並んでいました。E655系の登場で、パーイチの81号機の今後もどうなるんでしょうか。

田端操車場  2008.2.27

田端運転所の庫内に61を入れるスペースを空けるため?EF81とEF65PFが出て来ました。
まだ、15時前ですが、辺りは大分、陽が傾いてきました。

王子街道南亘り踏切  2008.2.27 14:50頃

15時を少し回った頃、誘導員がロクイチのステップに乗り移り移動開始。DE11に押されて機回し線の田端駅方に移動して行きます。
ゆっくりと眼前を通過する斜光に輝く車体が貧しい。

田端操車場  2008.2.27 15:04頃

警備の職員さんも踏切の配置に付き、いよいよロクイチが運転所内に引き込まれます。
踏切が閉じられ、DE11のエンジン音がひときわ高く辺りに響くと、ゆっくりとPFと61の巨体が王子街道踏切を横断して行きます。

王子街道南亘り踏切  2008.2.27 15:10頃

自走ではなくパンタを降ろした無動状態で倉の中に引き込まれて行く姿は、同機の運命を象徴するかのようなシーンでちょっと胸が詰まります。

王子街道南亘り踏切  2008.2.27

車輪を鳴らしながら田端運転所敷地内に静かに消えていく61号機…。

田端運転所  2008.2.27

客車を牽いて…なんて贅沢は言いません。単機で構わないのでもう一度元気に本線を走る姿が見たいものです。

田端運転所  2008.2.27
「たまたま東北線の車内からすっかり寂しくなった尾久客を眺めておりましたら、何と機関車溜り(田端本区)にパンタを上げたEF5861が止まっているではありませんか!慌てふためいて上野駅から田端駅まで戻り、ここ数年ではあり得ないくらいの全力疾走(笑)で田端区へ向かいました。

たまたま機関区の操車の方が通りかかったもんで必死で事情を話ました。すると「今日は私が見ているからいいよ」と立会の元で約数枚の写真を撮らせて頂く事ができました。今日は虫干しみたいな感じで通電をさせるとの話でしたが、まさかこんな形でロクイチを拝めるとは思いませんでした。

撮影が終わらないうちにロクイチは検修庫に戻ってとびらも閉ざされてしまいました。
撮影後、職員さんにお礼と缶コーヒーを渡し田端区を後にしました。」(品川丼さん)

撮影:品川丼さん  田端運転所(許可を得て撮影)  2008.4.28

2月の田端への単回以来、大きな動きも無く沈黙が続いた61号機ですが、6月20日に東京総合車両センター(旧大井工場)へ移動のため田端から大崎まで自力で回送されました。前回の単回時に「これが最後になるかも…」との噂だっただけに、単機とは言え再び自走する姿を見る事ができたのは何はともあれ嬉しい驚きでした。

撮影:すぱしおさん  単9810レ  田端―駒込 20086.20

通い慣れた山手貨物線を駆け抜ける。

撮影:単回もなかなかさん  単9810レ  巣鴨―大塚 20086.20

原宿宮廷ホームを横目にロイヤルエンジンが行く。

撮影:hideさん  単9810レ  原宿 20086.20

私は当日、会社近くの恵比寿の駅で同機を見送ることに…。

今にも降り出しそうな曇天の中、遠く恵比寿のカーブの先から淡く光る1灯ライトがファインダーに浮かびます。

単9810レ  恵比寿 20086.20

ゆっくりと、本当にゆっくりと今にも停まりそうな速度で、まるでこの道筋を確かめるかのような足取りで恵比寿の街を駆け抜けて行きます。

単9810レ  恵比寿 20086.20

MT42Fの軽い唸りを耳に残して、ピカピカのロクイチが目前を通過して行きます。これが本当にラストランとなってしまうのでしょうか…。

61号機は大崎到着後、すぐに旧大井工場の御料車庫に取り込まれました。

単9810レ  恵比寿 20086.20

夏休み最後の土曜日と、東京総合車両センター恒例の工場公開に61号機が展示されました。同機の車体は6/20の回送時とほとんど変わらぬ輝きを放っていました。

隣のクモハ12052も綺麗に化粧直しされていました。相棒の053はいずこに…。

東京総合車両センター  2008.8.23

ピカピカのロクイチ。その存在感にファンだけでなく一般の家族連れも注目してました。
ちなみに入庫した時のまま、2エンド側を正面に展示されていました。

展示位置の関係で、ピカピカの車体に結構強烈な赤ライトが写り込んでしまい、アングル選定に少々苦労しました。よぉ〜く見ると、カーブのためロクイチの台車が若干首を振ってます。

東京総合車両センター  2008.8.23

これでパンタが上がっていれば…。う〜ん、贅沢は言いますまい。(-_-;)
綺麗そうなロクイチですが、足回りのグリースはかなり汚れて来たようです。

東京総合車両センター  2008.8.23

こうして屋外で展示された姿を見ると、鉄道博物館に押し込められて展示されるより皇室客車縁の地で保存される方が、ファンにとってもロクイチにとっても幸せではないか…と感じます。

東京総合車両センター  2008.8.23

再びクモハ12との並びです。今にもパンタを上げて走り出しそうなロクイチですが、区名札が刺さっていません。その1点でもはや現役機でない事実に否応なく気づかされます。

それでも、こうしてファンの前に姿を見せてくれたことに感謝すべきでしょうね。

東京総合車両センター  2008.8.23

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