ELECTRIC LOCOMOTIVE EF58
EF5889

長い間お疲れさまでした。(;_;)/~~~
 

Last Update 2008.6.22

国鉄時代の昭和59年、廃車解体予定機として大宮工場に取り込まれた際、つらら切り取付が幸いして全検が施工され同時に茶色に塗り替えられました。その後、他の仲間たちが次々と姿を消す中、JR化後も現存する唯一のつらら切りゴハチとしてファンからパックと呼ばれ、親しまれてきました。しかし、平成11(1999)年10月4日に遂に大宮工場に廃車回送され現役引退となりました。そしてかつての標準色である青色に塗り替えられ大宮工場内にて保存された後、2007年10月に開業の鉄道博物館にて再び茶色に塗り替えられ保存展示されています。
ここでは、少ないですが私が鉄復帰後の1994年以降の同機の現役当時の勇姿、静態保存後の姿を紹介したいと思います。画像をクリックすると大きなものが表示されます。


首都圏の昼のプレゼント。品川―尾久間の小回送列車で「なごやか」を牽く89号機。この頃は89や61がこの運用に充当される機会も多く、この1週間前にも同様の組み合わせで運転されています。ゴハチは逆光でもひげが光るので結構様になると思うのですが…。
回1541レ  渋谷―原宿 1994.8.20
EF5889 形式 同じく回1541レ。品川で発車を待つ89号機を観察。
国鉄からJRになり10年以上が経過しましたが、品川駅の8番線の様子はほとんど変わっていないように感じます。
回1541レ  品川 1994.8.20
EF5889 なごやか  
同じく品川―尾久間の小回送。品川を出た列車は一旦東大宮操へ入り、進行方向を変えて尾久へと向かいます。これは東大宮操からの折り返し。
回4540レ  大宮 1994.8.20
 
斜光を浴びて、ロクイチと重連で東海道を力走。客車が4両というのがちょっと寂しいですが、幹線を行く姿は急客機の貫禄充分。
二宮―国府津 1994.10.16
950108  
成田臨で14系を牽き快走するパック。この頃は今から考えれば嘘のように動態保存機の活躍が各地で頻繁に見られました。(;_;) 今思えばもっと撮っておけば…。(;_;)
下総松崎―安食 1995.1.8
EF5889-950803
そろそろ帰宅ラッシュが始まる頃、品川で出発を待つ「納涼列車」の89号機。夏冬61号機や89号機が牽引する機会が多かった宴会列車の一こまです。この日は品川〜浜松町〜磯子〜品川を61号機とプッシュプルで「江戸」を牽引しました。
品川 1995.8.3
950803  
同じく納涼列車。この日は61号機とプッシュプルと言う豪華版でしたが…分かりませんね。(^_^;)ライトに浮かぶ車体の歪みが車齢を感じさせます。
磯子 1995.8.3
EF5889 レトロトレイン  
JR東日本の恒例イベント、「レトロトレイン」を牽いて上越路を行く。茶色の機関車にはやはり茶色の客車がよく似合います。
上牧―水上 1995.10.14
EF5889-951014  
上の列車の水上からの返しです。ほんの少し色づき始めた木々に見送られ…。この年はパックはあちこちで大活躍していたように思います。今思えばもっと撮っておけば…。
上牧―水上 1995.10.14
成田臨  
成田臨を牽く89号機。14系客車との組み合わせは、国鉄時代を彷彿させます。これが最後の成田臨牽引となったようです。
9844レ 小林―木下 1996.1.7
EF5889 尾久品回送  
ゴハチ唯一の定期仕業?品川―尾久間の小回送。品川からの回1541レを牽く89号機。
回1541レ  恵比寿―目黒 1996.2.4
960204-shinaoku2  
同じくシナオク回送を牽いて王子駅を通過する89号機。この頃はまだまだ車体はピカピカでした。
回4540レ  王子 1996.2.4
EF5889 レトロトレイン  
初夏を思わせる陽気の中、両毛線を行く。この半年後には同じ線路を61号機御召が走ることに…。茶色の旧客ともベストマッチ。
大平下―岩舟 1996.4.29
EF5889 現在の姿
両毛線で「レトロトレイン」を牽引。ゴハチはサイドビューも実に魅力的です。
岩舟―大平下 1996.4.29
960519  
高崎から宮原まで61号機を従えレインボーの牽引に当たった時のもの。宮原にて61と重連で高崎への回送を待つひととき…。
宮原 1996.5.19
EF5889-960520  
上の列車の翌日、次位に無動の61号機を従えて高崎からのレインボーの回送を牽引する89号機。89単機牽引と聞いていたのが61も付いてラッキー!と思ったのもつかの間、見事にかぶりました。(T_T)
神保原―新町 1996.5.20
EF5889 顔 89号機最大の特徴、前面窓上のつらら切り。このつらら切りが同機をJR化後まで生き長らえさせたと言えます。つらら切りの取付方法は車体に直接付けた物、水切りに継ぎ足したものがありましたが、同機は後者の方式です。このアングルだと水切りへのつらら切りの取付具合が良く分かります。また、屋根上の汽笛の周囲にはかつて付いていた汽笛カバーの取付ボルトが残っています。
回1541レ  品川 1996.5.30
EF5889 999 この年は平成9年9月9日を記念して各地で999号が運転されました。御殿場線で30代のファンには懐かしい「999号」を牽引。最近は所属会社以外の線を走ることは少なくなっていまいました。61号機に比べて89号機がヘッドマークを付けるのは珍しいような…。この頃から、塗装も大分色褪せていました。結局、これが私にとって最後の89の走行姿の撮影となってしまいました。
下曽我―上大井 1997.8.23or24
6348-EF5889 こちらは6348レさんの撮影した同じく「999号」の回送です。
「地元で撮った最初で最後?のものです。反対側のエンドにブルーのHMをつけていたのでkobanekoさんのとられた御殿場線をいく999号の回送だと思います。」6348レさん
撮影:6348レさん  早川 1997.8.23or24
 そして1999年10月4日…
89-991004a
EF651052に牽かれて大宮へ到着する89号機…。当日は平日にも関わらず多くのファンが同機を出迎えました。
配8557レ  大宮 1999.10.4
89-991004b 1年近く田端機関区に留置されていたため、その姿は見る影もないほど色褪せ、あちこちに錆が浮いていました。(;_;) しかし、車体にはナンバープレートやJR東日本の銘板もそのままで、今後に少しは期待が持てましたが、10月8日付けで正式に廃車となってしまいました。
配8557レ  大宮 1999.10.4
89-991004c
大宮工場の入れ換え用DE111035にはパックをかたどった「Welcome EF5889 大宮工場 RAILWAY MODEL CLUB」のヘッドマークが…。立派なつらら切りが付いた随分気合いの入ったものでした。
大宮 1999.10.4
89-991004d
お供をしてきたEF65が切り離され、待機していたDE11が連結。転線後パックを大宮工場まで押し込みます。
大宮 1999.10.4
89-991004e DE11に押されて大宮工場へ向かう89号機。これが茶色姿の見納め…。さよなら茶色のパック。しばしのお別れです。この後、懐かしい青色塗装に塗り替えられ、大宮工場で静態保存されました。
大宮 1999.10.4
 大宮工場保存時代
010512a 大宮工場で往年の青色塗装に塗り直され今もなお美しい姿を残しています。青い車体に「はくつる」のヘッドマークがよく似合いますね。
青色のある意味普通のゴハチに戻った89号機。個人的にはこの姿が一番しっくり来ます。この姿で本線を走るところをもう一度見たかった…。
大宮工場 2001.5.12
hokkyoku-20060527 恒例の大宮工場公開で展示された89号機。来年には鉄道博物館への移動が決定しており、同工場の他の保存車両と共に、屋外で展示される最後の機会と思われます。しかし、残念ながら当日は朝から小雨模様、その上パンタも上がっておらず少々残念な内容となってしまいました。
撮影:北極ぐま閣下さん  大宮工場 2006.5.27

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