ELECTRIC LOCOMOTIVE EF58
EF5861 1994〜1998

Last Update 2008.8.25

お召し列車牽引用として製造された61号機。美しく磨き上げられた各部、車体をぐるりと取り囲んだステンレスの飾り帯、お召し列車牽引用の専用装備など、一般機とは異なった仕様です。また、現存する唯一の原型大窓機でもあります。

現在はJR東日本田端運転所に配置されますが、かつての古巣、東京機関区のあった品川運転所に常駐し各種イベントを中心に活躍中。通称、ロクイチ。
あんまりフォローしてないのですが1994年に私が鉄道写真を再び撮り始めた頃からの姿を紹介したいと思います。画像をクリックすると大きなものが表示されます。

 1994年
かつて高崎や長岡のゴハチたちが駆け抜けた上越国境の有名なΩカーブを「東サロ」と行くロクイチ。流線形EF58と上越線は登場時から切っても切れない縁。
この場所はかつてEF16や181系「とき」を撮りにきた懐かしい場所です。風景はほとんど変わっていませんが、列車本数の激減には(新潟色115系にも)驚かされました。ちなみに、このときが約10年ぶりのロクイチの撮影でした。
越後中里―岩原スキー場前 1994.9.4

上の列車の返しです。これは確か「鉄道友の会・東京支部」創設30周年を記念して走った物だと思います。
岩原スキー場前―越後中里 1994.9.4
941016a JR東日本で長らく共に活躍した89号機と組んで「レトロトレイン」を牽引し、東海道貨物線を快走するロクイチ。曇りと思ってこの場でスタンバイしてましたが列車が来る直前に晴れてきてしまい無惨な結果に。でも、順光側は東海道下りがかぶりだったようで…。
9821レ  二宮―国府津 1994.10.16
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小田原に到着後、引き上げ線で留置中の姿を横から。つらら切りや前面窓の違いはもとより、御召機61号と普通のゴハチ89号との各部の差違が良く分かります。並んでみると大宮工場独自の「ため色」の61と「ぶどう色2号」の89の色の違いも一目瞭然。
小田原付近 1994.10.16
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同じく「レトロトレイン」。小田原駅下り方の引き上げ線で折り返しを待つ61号機と89号機。客車が4両と短いのが玉に瑕…。
小田原付近 1994.10.16
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引き上げ線から推進で小田原駅に入線する同列車。この頃はパックもピカピカでした。
小田原 1994.10.16
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品川駅で発車を待つ「忘年列車」。気軽に61や89に会える列車でしたが、近年は登板の機会もほとんど無いようです。
品川 1994.12.1
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夜の高島信号場にて出発を待つロクイチ。この忘年列車は夏の納涼列車とともに61や89が充当される機会が多く、シーズン中に何度も牽引に当たっています。この高島信号場も既に無く、みなとみらい21地区を通過する貨物線は現在地下に潜っています。
9816レ 高島(信) 1994.12.1
941201c2 みなとみらいのビルの灯りに浮かぶ61のシルエット。運転室や機械室の白熱灯が幻想的で美しい姿でしたが、肉眼ではこれよりも真っ暗でピント合わせもままなりませんでした。思えばこれがEOS−1Nの初仕業でした…。う〜ん、時の経つのは早いもので…。
9816レ 高島(信) 1994.12.1
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ランドマークタワーとロクイチ…。少々露出差があり過ぎで今ひとつですね。
9816レ 高島(信) 1994.12.1
 1995年
950101c2 「熱海初日の出1号」を牽いて根府川に停車中の61号機。丁度初日の出が上った直後で、乗客が皆、窓から顔を出してます。後ろにはお座敷電車「ゆう」を使用した「3号」が並んでいます。新年恒例だったこの列車も、97年より2本とも電車化されました。
9823レ「熱海初日の出1号」  小田原 1995.1.1
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熱海到着後、来宮まで回送され折り返し「熱海初日の出2号」に備える61号機。その横を「富士」が通過。
来宮 1995.1.1
EF5861-950101c  
元旦の朝陽を浴びて輝く61号機。後ろの「江戸」の青色もまだまだ鮮やかでした。
来宮 1995.1.1
EF5861-950722 EF58唯一の定期仕業、お馴染み回1541レで「サロンエクスプレス東京」を牽く61号機。この頃は61や89がオクシナ回送に充当される機会がまだまだありました。この後、原宿―渋谷で同列車を撮影しようと思いましたが、ここで長居しすぎて撮影地に着いた瞬間に目の前を通過してしまいました。(;_;)
回1541レ  品川 1995.7.22
ef5861-950803 夏の納涼列車を牽いて品川に到着した61。この時はEF5889とのプッシュプルで、品川―浜松町―磯子―品川と言う経路で「江戸」を牽引しています。94年に引き続き、この夏も61号機は同運用に頻繁に(確か…)充当されました。
品川 1995.8.3
 1996年
初日の出号 こちらは1996年の「熱海初日の出1号」。新宿までの回送を待つ61号機。同列車のヘッドマークは2種類あり、上下で異なるデザインとなっています。今回は下り方が鶴のマーク。
品川 1996.1.1
EF5861 快晴の元旦、同じく「熱海初日の出2号」を牽く。こちらは赤富士デザインのマークです。このマーク、非常に凝った作りで色合いと言い61に良く似合ってましたが、これが最後となってしまいました。
9824レ「熱海初日の出2号」  二宮―大磯 1996.1.1

ロクイチのホームグランドと言える東海道線で「サロンエクスプレス東京」をEF65PFとのプッシュプルで牽引する。ちなみにこれはPFが先頭の列車の後打ちです。
二宮―国府津 1996.3
EF5861-SER  
「スーパーエクスプレスレインボー」を牽いて春の上越線を行くロクイチ。「レインボー」の派手な出で立ちはロクイチとはミスマッチ?
9743レ  越後中里―岩原スキー場前 1996.5.19
960519-61  
その「レインボー」の返しです。下りの時にどうも編成を入れてもしっくりこなかったので、あえて正面で撮りました。
9744レ  土樽―越後中里 1996.5.19
EF5861 単試  
平成御召牽引のための徹底整備を受け、試運転にいそしむ61号機。後輩EF65一般型、1000番台が見守る中、黒磯駅へ到着。

黒磯 1996.10.9
EF5861 単試 この御召牽引に際して61号機は徹底した補修がされ、飾り帯を全て取り外し、塗装も全てはがした上で腐食した部分の修繕がされています。そのため、塗装面も段のない綺麗な仕上がりです。また、誘導握り棒や連結器解放てこ、及びその受け部にもわたってメッキが施され、連結器も磨き出されました。久々に見る御召整備後の姿は見ていて鳥肌が立つほど美しかったです。この大きさじゃ分かりにくいですが、真鍮を磨き出したドアノブには布が巻かれています。
黒磯 1996.10.9
天皇皇后両陛下とベルギー国王ご夫妻をお乗せした御召列車を牽引して、軽快に両毛線を行く61号機。列車通過後、この場にいた何百人?のファンから「ウォォー」という歓声が…。この日は61号機にとって昭和60年以来、12年ぶりのお召し列車の牽引となりました。当日は約6000名ものファンが沿線を埋め尽くし、61号機の晴れ姿を見守りました。
御召9002レ 大平下―岩舟 1996.10.24

足利到着後、桐生まで回送された列車は整備を終え再び足利駅に。車体に貼られた両国の旗が面白いですが、この状態のまま走行したそうです。
「お召し入線時は小山行きがカブっており、私もこれに乗車して先行するつもりでいましたが、警備の方にダメ元でお願いしてみると、「ちょっとだけなら…」と許可していただけました^^ あまりの出来事に、緊張してなかなかシャッターを切ることができなかったのを今でも覚えています。」(笑う犬さん)
撮影:笑う犬さん  御召9001レ  足利 1996.10.24
19961024b  
この日、両陛下と国王ご夫妻は小山と足利を御召し列車で往復され、その間、開いた御料車の窓から沿線の人々にお立ちになられ手をお振りになられていました。
御召9001レ 大平下―岩舟 1996.10.24
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御召し牽引後、大宮工場の一般公開で美しい姿を披露した61号機。御召し装備が期待されましたが結果は見ての通りでした。
大宮工場 1996.11
ef5861-keishiki-b  
もう少しサイドに寄っていわゆる形式写真の定番アングル。このアングルだとゴハチ独特の長い車体がより強調されます。
大宮工場 1996.11
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この96年の御召し整備で、第1エンド側の顔つきが少々変わってしまいました。前面窓と前面手すりの間や鼻筋などのエッジ?が甘くなってしまい、線が綺麗に出ていません。パテ修繕の弊害でしょうか…。
大宮工場 1996.11

同じく大宮工場の公開時に白黒で撮られたロクイチの形式写真です。
撮影:さかぽよすさん  大宮工場 1996.11.9

大判カメラでしっかりと撮られた白黒写真には、独特の美しさがあります。
撮影:さかぽよすさん  大宮工場 1996.11.9
EF5861-961130 11月30日と12月1日の2日間、品川―新鶴見―大船間で61と89のプッシュプルが旧形客車4連を牽引する列車が運転されました。1日目が「いでゆ」、2日目が「ダイヤ改正号」でこの写真は前者の復路です。61にとっては御召し後初の運用で、快晴の中御召し牽引の美しさもそのままのピカピカの姿を披露してくれました。
東戸塚―保土ヶ谷 1996.12.1
EF5861-961201b  
2日目の「ダイヤ改正号」を牽いて横須賀線を行く61と89のプッシュプル。61に白地のヘッドマークは今ひとつですね。
戸塚―大船 1996.12.1
EF5861-961201c 89先頭の同列車の復路。ヘッドマークは先頭のみに取り付けられました。最近は東海道での58を使ったイベントも少なくなってしまい寂しい限りです。これは某下水処理場敷地から許可を得て撮影。
戸塚―大船 1996.12.1
「RSECのクリスマスイベントの際展示されたEF58 61の日章旗付きです。私自身日章旗については詳しくないのですが、何か特別な形態をしているそうです。ちなみに光沢が余りにもすごすぎたので、この写真では偏光フィルターを用いました。」(さかぽよすさん)
撮影:さかぽよすさん  高崎運転所 1996.12.23

「上の写真と同じ条件で撮影したものです。Rsecのクリスマストレインのヘッドマークを付けています。こちらは偏光フィルターを使わないで撮影したので、光沢がでています。」(さかぽよすさん)
撮影:さかぽよすさん  高崎運転所 1996.12.23
 1997年
EF5961-970104 1997年を迎えてすぐに、良きコンビだった「サロンエクスプレス東京」のさよなら列車が鉄道友の会主催で運転されました。東海道から沼津経由で御殿場線を走破して国府津から東海道…と言う経路で、沿線には多くのファンが詰めかけていました。
東山北付近? 1997.1.4
EF5861 サロンエクスプレス さよなら運転の翌日、「サロンエクスプレス東京」を品川―尾久間の小回送で最後の牽引。欧風列車からお座敷列車への改造とはいえ、よもやロクイチよりも先に引退するとは…。結局、外観はほとんど変わりませんでしたが。
回1541レ 恵比寿―目黒 1997.1.5
EF5861 その「サロンエクスプレス」を改造して誕生したお座敷客車「ゆとり」を牽引して高島貨物線を行く。 
一世を風靡した「サロンエクスプレス東京」も現在の需要に合わせて7両の欧風客車から6両編成のお座敷列車に改造されました。見た目は7両から6両になっただけに見えます。
新興―東高島 1997.3
14系座席車10連プラスEF651000という、最近にしては珍しく長編成で運転された「あたみ観梅号」。これは、やっぱりS字で撮りたいと思いながら、光線状態もありどこで撮るか通過直前まで悩みましたが、陽が陰ってきたのでこの場に決定!何とか様になりました。でも、編成後ろまで入るか冷や冷やでした。ヘッドマークがない方が渋いような…。
9823レ  根府川―真鶴 1997.3
こちらも同じく「あたみ観梅号」回送にぶらさがる61号機の後撃ち。最近は機回し省略の為か、このようなプッシュプルによる客車列車の運転が多くなりましたね。客レの減少で機関車自体も余っているんでしょうが…。私にしては珍しく超望遠域(300mm×1.4)で撮影。
大磯―二ノ宮 1997.3

品川から高島線経由で根岸線に乗り入れた「レトロ横浜号」。これは大船まで行ったんでしたっけ?旧客も7両と、今から思えば何とも贅沢な列車です。
撮影:単回もなかなかさん  レトロ横浜号  洋光台―港南台 1997.10.11
 1998年
EF5861 ゆとり ゆっくりと根府川駅に進入する61号機とゆとり+EF641001。約1年半ぶりの61との再会。青く晴れ渡った空と澄み切った駿河湾の美しさと61号機…。ファンも少なく実に優雅な時間を過ごすことが出来ました。(バックがうるさいのが何ですが…。)
9803レ  根府川 1998.11.28
EF5861 ゆとり  
色づきはじめた木々と、潮騒に包まれて…。至福の時…。(ちょっと、感傷モード入ってます。)(^_^;)
やはり、ゆとりと61は良く似合います。
9803レ  根府川 1998.11.28
EF5861 ゆとり 前回の走行から半月も経たずに再び61とゆとりの組み合わせが実現。今回は品鶴線から東京貨物ターミナル、高島貨物線とミステリー列車にふさわしいコース。それにしても、HMに日の丸小旗にはびっくり…。(^_^;)
新鶴見(操)―鶴見 1998.12.12

高島貨物線を行く61号機。この日は終日薄曇りでしたが、この時ちょうど、雲の隙間からわずかに夕陽が射し込みました。東高島停車だったので今にも止まりそうなスピードで、待ちきれず少し早めにシャッターを切ってしまいました。(^^;)
新興―東高島 1998.12.12
EF5861 くつろぎ 1998年の締めくくり。クリスマストレインを牽いてEF651118と共に信越線を行く。私は61と「くつろぎ」との組み合わせは初めて撮りましたが、よく似合いますね。でも、本来は89が牽引してるかと思うと少し複雑です。この日は本当に凄い人出でした。(御召が思い出されました…。)
9733レ 安中―磯部 1998.12.23
EF5861 くつろぎ 1118が頭の安中への回送にぶら下がる61のサイドビュー。プッシュプルなのでパンタが上がってると思いきや…。ああ…。(;_;) 最近はてっきり後ろのカマも両パン上げてるものだと思いこんでました。回送だからかと思ったら営業列車でも下がってましたね。(何でだろ?)
回9122レ 安中―磯部 1998.12.23

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