ELECTRIC LOCOMOTIVE EF15  Vol.10
EF15 88〜106

Last Update 2007.10.31

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 第8次形(88〜106号機)

昭和29年2月〜6月にかけて製造されたグループです。前燈の取付台座は88,90,98,99,100,101,103,106号機が2枚板の飛び出したタイプ、102号機がLP42用、他はステー式となっています。

※印…主な特徴です。画像をクリックすると大きなものが表示されます。

 EF15 88〔高崎第二〕

ぴかぴかの車体が15にしては珍しい。個人的には15はちょっと艶の落ちた位の姿が渋くて好きです。車体と雪かき器や足回りの一部がピカピカで他の部分がかなり汚れた状態と言うかなりアンバランスな感じですが、同機の廃車はこの2ヶ月ほど後の事なので検査時に必要最低限の部分のみ手を入れたんでしょうかね。
同機のライト取付座も2本足で少し前面に飛び出たタイプ。つらら切りは中形の直線タイプです。汽笛カバーは高崎形の跳び箱形の物です。
 
※寒地形 正面ナンバープレート左寄り
原宿―渋谷 1981.8
製造年月日:S29.2.27
製造:日立製作所
廃車:S56.10.12
 EF15 89〔八王子〕
排障器が前端バリに直接付いていた89号機。同機のライト取付座は1本のステー状のものです。つらら切りは中形で直線的ですが、長さが少し短く見えます。
 
※排障器前端バリ取付 前燈小 正面ナンバープレート左寄り
立川機関区 1980.4.16
製造年月日:S29.3.18
製造:日立製作所
廃車:S56.3.18
ef5853-EF1589 「高尾臨を牽く89。EF15とEF60との混用で、EF15を狙って2回撮りに行きました(1/16も)が、どっちも89でした。今思えば、EF60も撮っておけば・・・(といういつもの後悔)」(EF5853さん)
撮影:EF5853さん 14系8連[北オク] 9534レ 吉祥寺 1980.1.23
ohno-ef1589  
同機は昭和45年に新鶴見に転じるまで、岡山や広島など関西地区に配属されていました。排障器が前端バリ取付となっているのはその為でしょう。
撮影:ohnoさん  川崎新町―八丁畷 1979.12.15
 EF15 90〔長岡(転)〕
ef5853-EF1590 長岡のEF15の特徴の前面扉横の手すり、大形の汽笛カバーが印象的です。つらら切りは標準タイプとも言える中形の物です。
「[東新]の15を撮りに白新線に行ったのですが、来るのは81と新潟臨港のDE65ばかり。ようやくきた15はなんと[長岡]。」(EF5853さん)
 
※寒地形 正面扉横手すり 正面ナンバープレート左寄り
撮影:EF5853さん 982レ 大形 1978.7.25
製造年月日:S29.5.29
製造:日立製作所
廃車:S54.9.12
maeda-ef1590 脱線事故の救援列車を牽く非常に珍しい姿。上空にはヘリが飛び脱線転覆したワムの姿が印象的です。事故を起こした列車は構内の様子から上り貨物でしょうか。左端には後続の?165系の姿も…。ちなみに同列車の補機を務めたEF1628の姿はこちらです。
「前日、4月4日未明に起きた脱線事故の復旧列車です。」(前田さん)
撮影:前田さん  土樽 1979.4.5
maeda-ef1590-2
こちらは上の写真の列車部分の拡大です。普段は機関区や客車区内から出ることの無い操重車と救援車が本線上にいることに違和感を感じますが、これが彼らの本来の仕事だと改めて感じさせます。
撮影:前田さん  土樽 1979.4.5
 EF15 91〔広島〕
ef5853-EF1591 「いい場所がある、というので歩いていったのですが、着くまでに列車が来てしまいました・・・。」(EF5853さん)
 
※排障器前端バリ取付 正面ナンバープレート左寄り
撮影:EF5853さん 1681レ 仁万―安芸川尻 1978.3.19
製造年月日:S29.6.11
製造:日立製作所
廃車:S54.5.30
 EF15 92〔八王子〕
800317ef1592 常磐線乗り入れの団臨を牽く92号機。
八王子区のEF15は、高尾臨などの団臨で、時折客車を牽引することがありましたが、同区には既にEF50 500が配備されており、15が客レを牽引することは珍しくなっていました。92号機はこの頃、同区唯一の寒地形で、常磐線専用列車無線を装備していた事が幸いして、60の代走として実現したものです。
「常磐ハワイアンセンター号」  西国分寺 1980.3.17
製造年月日:S29.6.22
製造:日立製作所
廃車:S55.8.18
EF1592 この頃は新宿駅でも、毎日EF15を見ることができました。同機のつらら切りは中形、汽笛カバーは高崎形の小形で先端が斜めになったタイプです。
 
※寒地形 常磐線列車無線 前燈小 正面ナンバープレート左寄り
新宿 1980
EF15 団臨 東京駅 一番上の写真の団臨の翌日の返しです。この時は、確か上野までEF80でそこから同機にカマ交換、上野―東京―品川―新宿―八王子…という経路だったと思います。この写真は東京駅9番線ホームに佇む姿です。
「常磐ハワイアンセンター号」  東京 1980.3.18
EF1592 団臨  
同じく「常磐ハワイアンセンター号」を牽いて終着八王子に入線する92号機。
9545レ「常磐ハワイアンセンター号」  八王子 1980.3.18
EF1592 団臨 八王子  
この列車が私にとって最初で最後のEF15の客レでした。この日は上野、神田、東京、浜松町、中野、八王子と追っかけしました。(^^;)
9545レ「常磐ハワイアンセンター号」  八王子 1980.3.18
ef5853-EF1592
「これも転属回送。(木更津から八王子だったと記憶してます)局報を見て、これはここで撮らなきゃな・・・と思って撮りに行きました。色とりどり。」(EF5853さん)


撮影:EF5853さん  スロフ62+キハ30+キハ36x2 東中野―中野 1980.4.12
ef5853-EF1592b 「64の貨物もやり過ごすため、中野で少し止まっており、追いつくことができました。A氏のやらせ(92号機の充当は)ではなかったか?と懐かしく思うこの頃です。なお、高円寺では失敗しました。(カブられた)」(EF5853さん)
うーん、そう言えば上の92の客レもAさんから筋を教えてもらったような…。(^_^;)

撮影:EF5853さん  中野 1980.4.12
 EF15 93〔高崎第二〕
ef5853-ef1593 「なぜか、93はこの写真しかありません。高二のカマでは珍しい・・。出区する姿ですね。」(EF5853さん)
白Hゴムが高崎の15にしては珍しいでしょうか。汽笛カバーは92号機と同じく小形の先端が斜めになったタイプです。
 
※寒地形 前面窓白Hゴム 前燈小 正面ナンバープレート左寄り スノウプラウ変形

撮影:EF5853さん  高崎第二機関区 1979.3.18
製造年月日:S29.6.29
製造:日立製作所
廃車:S55.10.4
mt40-ef1593 本機のスノウプラウは高崎第二のEF15の一部に見られる裾部分に丸味が付いたタイプです。このタイプのスノウプラウを付けた物は、弊サイトで確認できたもので50、65、68、72、93、122、154号機の7両ですが、MT40さんによれば50号機は片エンドは標準タイプの物が付いていたそうで、まだまだ他にあるのかも知れません。
撮影:MT40さん   大宮機関区 1977〜1978
 EF15 94〔高崎第二〕
EF1594 こちらは高崎第二区の94号機。汽笛カバーは高崎形の小形で先端が垂直のタイプです。
 
※寒地形 常磐線列車無線 正面ナンバープレート上寄り
原宿 1980
製造年月日:S29.3.26
製造:東京芝浦電気
廃車:S56.2.6
 EF15 95〔高崎第二〕
ef5853-EF1595 「あと50m北に行けばもっときれいに撮れた物を・・・と、今思います。」(EF5853さん)
でも、今になってみればこうした建造物が時代を反映していて味わい深かったりしますね。つらら切りは直線的な中形で、上の94号機と同じタイプのようです。汽笛カバーは高崎形の小形で先端が垂直のタイプです。
 
※寒地形 正面ナンバープレート上寄り

撮影:EF5853さん  962レ 新町 1978.7.23
製造年月日:S29.4.17
製造:東京芝浦電気
廃車:S56.12.12
jm1xsj-ef1595a
新鶴見機関区で待機する95号機。後ろのEF15(東京区の157号機?)のパンタも二つとも上がっており、パッと見上越国境の山越え姿みたいです。つらら切りも東新潟の物ほどではありませんが、随分と小振りなタイプが付いています。
撮影:jm1xsjさん  新鶴見機関区 東機待 1981.7頃
jm1xsj-ef1595b
EF15の魅力は何と言ってもスリムな前端バリと斜めになった先輪のイコライザーとが醸し出す複雑な前頭部でしょう。EF15に限らず各種機関車ではスノウプラウの有無で印象が大きく異なりますが、前端バリの狭いEF15はその差が特に激しいと言えます。
撮影:jm1xsjさん  新鶴見機関区 東機待 1981.7頃
 EF15 96〔高崎第二〕
takechanman-EF1596 「新宿駅構内に原宿方から侵入してきたところです。 これはかなり古く、カメラの使い方も分からないまま撮った記憶があります。 1970年前後と思いますが、当時はEF13もEF15も区別がつきませんでした。」(タケチャンマンさん)
 
※寒地形 前燈小 正面ナンバープレート上寄り

撮影:タケチャンマンさん  新宿 1970年頃
製造年月日:S29.4.28
製造:東京芝浦電気
廃車:S56.10.12
inakamono-EF1596  
両毛線を行く晩年の同機です。夕闇迫る頃でしょうか…。
撮影:田舎者さん  前橋―駒形 1981.6
H-yamaguchi-ef1596
西浦和を通過する同機。1980年頃の首都圏の貨物列車と言うと新形電機が牽引する物よりEF15牽引の方が圧倒的に多かったように思います。
撮影:山口裕志さん  西浦和 1980.5.25

新鶴見機関区で待機する96号機。汽笛カバーの形状など、高崎区所属機の最も標準的と言って良い形態です。
撮影:jm1xsjさん  新鶴見機関区 西機待 1980年8月末
 EF15 97〔高崎第二〕
汽笛カバーは高崎形の小形で先端が垂直のタイプです。つらら切りは中形で直線的なタイプ。同じタイプのつらら切りでも中央部がへの字形に盛り上がったものと直線的な物がありますが、EF58と同様、ワイパーをWP50に換装する際につらら切りの干渉する部分を凹ませたのかも知れません。
 
※寒地形 常磐線列車無線 前燈小 正面ナンバープレート上寄り
新宿 1979.5.4 
製造年月日:S29.5.31
製造:東京芝浦電気
廃車:S56.3.18
 EF15 98〔長岡(転)〕
ef5853-EF1598 「扉窓Hゴム。これだけ白Hなので、えらく不細工。」(EF5853さん)
昭和52年8月の大宮工での全検で正面扉がFRP製に交換された98号機。FRP製の前扉窓のHゴムはなぜかみんな白Hゴムですね。あと、長岡の15は正面扉の右横に手すりが設けられています。つらら切りは直線的な中形で、上の同じ東芝製の97号機とも違う形状です。つらら切りには法則性は無いのでしょうか?
 
※寒地形 正面扉横手すり FRP製正面扉 前燈小 正面ナンバープレート上寄り

撮影:EF5853さん  高崎第二機関区 1978.3.11
製造年月日:S29.6.13
製造:東京芝浦電気
廃車:S54.9.12
 EF15 99〔竜華〕
ef5853-EF1599 「EF1599[竜]+EF1558[竜] 。竜華区の若番同士の組み合わせです。朝、竜華区へ行ったのですが、「写真はダメよ」となってしまい、あまりいいネタはありませんでした。」(EF5853さん)

※正面ナンバープレート上寄り

撮影:EF5853さん  5371レ 鳳 1979.8.27
製造年月日:S29.6.23
製造:東京芝浦電気
廃車:S56.8.19
Mr.slim-EF1599  
こちらはシールドビーム改造前の姿で、豊橋機関区時代です。同機が竜華機関区に移動したのは1972年5月の事です。(ゴハチ信者さん、ご指摘ありがとうございます。)

撮影:Mr.スリムさんMr.スリムの道楽部屋  豊川付近 (1972年〜73年頃)
sato-ef1599  
紀勢線で臨客を牽く99号機。しっかりとシールドビーム改造されております。竜華のEF15による客レの写真ってあまり見たこと無いのですが、数が少なかったんでしょうか…?(その頃って全然分からないのです。)この件についてゴハチ信者さんから以下の解答を頂きました。
「竜華区のEF15が客車を牽いたのはマヤ検がほとんどで、団臨等はごく僅かでした。この理由は、EF15は貨物機なので旅客機のEF58に比べ足が遅かったので、原則として充当しないことにしていたからだと思います。廃車が早かった99号が珍しく客車を牽いている大変貴重な作品です。」

撮影:Satoさん  冷水浦付近 1980頃
 EF15 100〔高崎第二〕
EF15100 山手貨物線をのんびりと走る100号機。同機は長岡にいたことがあり、正面扉横に手すりが増設されています。つらら切りは中形です。
山貨も今では成田エクスプレスや埼京線がびゅんびゅん駆け抜けて、すっかり旅客線のイメージに変わりました。
 
※寒地形 正面扉横手すり 常磐線列車無線
代々木―原宿 1980
製造年月日:S29.3.28
製造:川崎車輌・川崎重工
廃車:S55.12.10
T.F-EF15100
こちらも高崎第二区に転属後の同機です。
撮影:T.Fさん  上り貨物  鴻巣 1980
 EF15 101〔長岡(転)〕
ef5853-EF15101 EF5853さん撮影の101号機。汽笛カバーは高崎形の先端が直線タイプの物です。つらら切りは中形ですね。
 
※寒地形 正面扉横手すり 
撮影:EF5853さん  790レ 石打 1979.8.9
製造年月日:S29.6.21
製造:川崎車輌・川崎重工
廃車:S56.12.12
 EF15 102〔新鶴見→高崎第二〕
Nishino-EF15102 こちらも山手貨物線を行く102号機。この頃は前面窓が原形ですね。この場所も今ではすっかり木が大きくなってしまい、撮影できませんね。つらら切りは中形。
 
※前面窓原形 前燈小 前燈取付台座原形 
撮影:Y.NishinoさんY.Nishinoのホームページ)  渋谷―原宿 1975.8
製造年月日:S29.5.10
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S56.8.5
hiramatsu-EF15102  
「場所は新松戸の短絡線です。後追いでとっていますから、常磐線へはいる方向でしょうか。」(S.Hiramatsuさん)
撮影:S.HiramatsuさんPassenger Cars Room  新松戸付近 1978.8
takechanman-EF15102  
原形の前面窓ですっきりした姿です。EF15の場合、Hゴム窓の方が15らしい無骨さを感じたりもしますが…。(^^;)
撮影:タケチャンマンさん  東浦和付近 1979年頃
 EF15 103〔高崎第二〕
EF15103 新宿で一休みする103号機。白Hゴムの正面窓にシールドビーム2灯が何とも…。なお、同機の汽笛カバーは大形ですが、先端が欠き取られたような形状で個性的です。つらら切りは中形です。
 
※寒地形 常磐線列車無線 シールドビーム2灯
新宿 1980
製造年月日:S29.6.2
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S56.2.6
ef5853-EF15103  
EF5853さん撮影のシールドビーム化される前の姿です。78.7.23 
シールドビーム2灯化される前の姿です。
撮影:EF5853さん  5962レ 深谷 1978.7.23
 EF15 104〔高崎第二〕
ef5853-EF15104 同機のつらら切りは中形で直線的なもの、汽笛カバーは高崎形の大形のようです。当時は駅で電車を待っているとこうした15牽引の貨物列車を目にしたものでした。
「貨物は多いし、みんな15だし・・(62やPFもありましたが)という時代でした」(EF5853さん)
 
※寒地形
撮影:EF5853さん  8969レ 深谷 1978.7.23
製造年月日:S29.6.7
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S57.2.27
T.F-EF15104 「絹目のプリントしか残っていません。(T_T)
「EF60に置き換わる」とコメント付で、EF60の番号不明の写真と並べて、アルバムに貼ってありました。」
撮影:T.Fさん  上り貨物  鴻巣付近 1980〜1981
 EF15 105〔東京〕
inage-EF15105 東洋電機・汽車会社の製造機は正面ナンバープレートが上寄りに取り付けられています。
「当機は首都圏タイプで特長がありませんが東京区のためステップ1段目が白色に塗られています。」(N.Inageさん)

※正面ナンバープレート上寄り
撮影:N.Inageさん  品川 1978.6.25
製造年月日:S29.5.30
製造:東洋電機・汽車会社
廃車:S56.5.25
ohno-ef15105
「東京区には貨物列車用としてEF15とEF10が配置されていて、両機種ともにステップの1段目を白く塗ってあるのが特長でした。共通運用が多く、御目当てはEF10だったのですが、何故かEF15のが多かったような気がします。」(ohnoさん)
撮影:ohnoさん  新鶴見(操) 1977.5.21
 EF15 106〔高崎第二〕
ef5853-EF15106 EF5853さん撮影の高二シリーズです。同機のつらら切りは中形で直線的なもの、汽笛カバーは長岡形です。
 
※寒地形 正面ナンバープレート上寄り
撮影:EF5853さん  高崎第二機関区 1978.3.11
製造年月日:S29.6.28
製造:東洋電機・汽車会社
廃車:S56.5.25
ohno-ef15106 本機は履歴上、長岡には配属されていないにも関わらず長岡タイプの大形の汽笛カバーを付けています。昭和39年に浜松から高崎第二に転属した際に、長岡から他区に転じたものを取り付けたのではないかと思われます。
撮影:ohnoさん  駒込 1977.1.29

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